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2021/01/20 09:35

本日は【おとどけリストランテ110×910】の名前の由来について話をさせて下さいませ。

前回のブログにも書かせて頂きましたが読み方は「おとどけリストランテイチイチマルバイキュウイチマル」。

至った経緯の1つは以前まで月に1,2度開催していたお店での食事会イベントにあります。
季節毎に素晴らしくなる食材の生産者様をお店にお招きさせて頂き、
その方が手掛ける食材について生産者様の話を伺いながら、その食材を思う存分味わい尽くして頂く!という内容で、
オープン以来ずっと続けてきました。
食事会イベントのタイトルはいつも【〜様×イタリア食堂910】。
トータルで通算約80回、多くの生産者様とご一緒させて頂き様々な食材の魅力を掘り下げてきました。

ですが現在はお店に生産者様に来て頂く事も、お客様に沢山集まって頂く事も出来なくなってしまいました。

そのような日々が続く中で、また再びそのような機会を設けたいという想いが強くなっていくのですが、こればかりは仕方がない今は我慢しようと。ただ僕は多くの方達とご一緒させて頂いていた事を改めて意識するきっかけとなりました。もともと一人で切り盛りする形で営業を続けていましたが、食材を見て掴んで調理する度にその食材に関わって下さった人達の顔が思い浮かび、「1人だけど1人では無い」と思いながら続けてきました。

素晴らしい食材を生産して下さる生産者様、その食材を扱って下さるお店様、多くの方達とお付き合いさせて頂く事で僕は料理を作る事が出来ます。

110(ひと)×910(くどう)で生み出す料理。

僕らが手掛ける料理を召し上がって頂く事で明日への元気と活力として頂きたいという想いを込めてイタリア語でレストランを意味する「リストランテ」を。(レストランという言葉の語源は「元気にさせる料理」)
召し上がって頂いた方が笑顔になってくれる事を思い描きながら作り上げ、そしてお料理を届けさせて頂くので「おとどけ」を。

このような想いを詰め込んで【おとどけリストランテ110×910】を屋号とさせて頂きました。

ちなみに「110×910」という表現は僕が生み出したものではなく、実店舗オープン日よりお付き合いを続けさせて頂いている文豪の森國さんが僕の想いを何度も聞いて下さって考え出してくれました。

まだまだスタートを切れたばかりの当サイト【おとどけリストランテ110×910】を皆様末長くどうぞ宜しくお願い致します。